ビタミンA 吸収

ビタミンAの体内への吸収のされ方

普段の食生活の中で摂取されたビタミンAは小腸粘膜上皮細胞から脂肪と一緒に吸収されます。
その90%は肝臓に貯蔵され、他の血液により、各組織に運ばれていきます。
ここでたんぱく質と結合することによって様々な組織を正常に保つ働きをしています。

 

また、にんじんやほうれん草などに含まれるβカロテンの場合は摂取することによって小腸粘膜上皮細胞から吸収されて、ビタミンAへと変換していきます。
しかし、全てが変換されるのではありません。
身体がビタミンAが不足していると判断した場合は必要な分だけ変換され、そうでない場合は体外に排出されたり、もしくは脂肪細胞に貯蔵されることもあります。そのため過剰に摂取してもあまり問題はありません。

 

☆吸収率について☆

ビタミンAは動物性食品に多く含まれているレチノールと、植物性食品に多く含まれるβカロテンがありますが、この二つの吸収率は異なります。

 

レチノールは約90%βカロチンの場合は約10~60%と大きな差があるのです。

 

また、βカロテンは料理の仕方によっても%は変わってきます。
脂溶性ビタミンであるため、炒め物など油を使った調理法がお勧めです。
油を使うことで吸収率が高まります。ぜひ料理法を工夫してみてください。

 

また、このように吸収率に大きな差があるため、ビタミンAを摂るにはレチノールが含まれるレバーなどの動物性食品だけを食べていれば身体によいと考えがちですがそうではありません。
レチノールは過剰に摂ると身体に負担がかかるので、βカロテンとバランスよく摂取することが大切なのです。

スポンサードリンク

ビタミンAの体内への吸収のされ方関連ページ

ビタミンAとは
ビタミンAの存在は知っていても、どんな効果があるのか知る人は少ないもの。ビタミンCなどと同様、ビタミンAも人の美容と健康に欠かすことのできない栄養素なのです。
ビタミンAの発見と歴史
ビタミンAはどのようにして発見されたのでしょうか。ここではビタミンAの興味深い歴史を垣間見てみましょう。
ビタミンAの効能
ビタミンAの効能について紹介しています。ビタミンAは目と肌に良く、体を元気してくれる栄養素です。
ビタミンAの種類
ビタミンAの種類について解説。大まかにレチノールとβカロチンの2種類に分けられます。
レチノールとは
ビタミンAの一種、レチノールについて解説。美容やアンチエイジング効果が注目され、化粧品などに多く配合されています。
βカロチンとは
ビタミンAの一種、βカロチンの紹介です。βカロチンは緑黄色野菜に多く含まれ、体内でビタミンAに変化する『万能ビタミン』です。
プロビタミンAとは
プロビタミンA・・・。あまり聞いたことがない言葉ですが、身体の中でビタミンAに変換される物質の総称を言います。代表的なものはβカロチンです。